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2025年10月03日NEW!

コクヨ、120周年を機にリブランディング。初のコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」を設定、ロゴ刷新

黒田社長「好奇心を生むことは我々の目指す自律協働社会を実現するエンジン」

「好奇心を人生に」に合わせた映画を公開

 コクヨ(黒田英邦社長)は、1905年10月の創業から120周年を迎えたことを機に、2025年10月2日にリブランディングを実施した。コクヨ初のコーポレートメッセージとして「好奇心を人生に」を設定し、ロゴを含むコーポレートアイデンティティも刷新したほかリブランディングに際した新プロジェクトの始動や短編映画の公開も実施した。

 同社は2日、東京・港区の品川オフィスで「コクヨ リブランディング発表会」を開催し、黒田社長が発表し、その目的や映画を制作した理由などを1部と2部の2回に分けて説明した。

 黒田社長はコクヨ初のコーポレートメッセージについて「好奇心は全ての始まりだと思います。人が動く時、学びが深まる時、働きがいが生まれる時、暮らしが豊かになる時、誰かとつながる時。その起点にはいつだってなぜ?面白そう、もっと知りたい。という好奇心があります。そして、AIは持つことができない、人間の根っこにある純粋な感情。それが好奇心だと思います。振り返ってみれば、コクヨは120年間ずっとその感情や欲求と向き合ってきました。帳簿から始まり、ノートなどの文具事業で学ぶ人々の好奇心を刺激し、オフィス家具や空間構築事業では働く人の好奇心を育んだり、そして通販事業までその領域を広げていきました。私たちが形にしてきたのは、人の中に生まれた小さな好奇心を大切に育てていくための道具や仕組みでした。それをはっきり言葉にできるようになった今、私たちは決めました。私たちは『好奇心屋』になります。これからのコクヨは、好奇心という価値をセンターに置き、生活者に、社会に貢献していきたいと思います。好奇心を生み出すことによって、生活者や社会に、学びたい、働きたい、暮らしたい、その『たい』という欲求や感情が生まれる前向きな社会を作っていきたいと思います。『好奇心を人生に』。これがコクヨの新しいコーポレートメッセージです」と説明した。

 また、新しいロゴのデザインには、「好奇心あふれる未来に向けたコクヨのありたい姿と目指す想いが込められています」と新ロゴへの想いを話した。

 K、K、Yの3文字が、等間隔の斜めラインで並び揃っている。この斜めラインは、コクヨの歴史と未来を繋ぐように無限に連なり、どこまでも伸びていく。さらに、このロゴは並べ方と組み合わせ方によって、様々なパターンで展開していくことができる。世の中と多面的に繋がるコクヨならではの事業の広がりと、強くしなやかな可能性を表現している。

 同時に、コクヨのコーポレートサイトと事業サイトをフルリニューアルし、多岐にわたるコクヨの事業をより分かりやすく、網羅的に、一つのWebサイトで表現した。

 また、コクヨの働きかた・学びかた・暮らしかたのノウハウを発信するオウンドメディア「コクヨマガジン」もオープン。120周年を迎えるコクヨからの未来へのメッセージを込めた、3Dモデルを活用しインタラクティブアニメーションで表現したコンテンツも公開している。

 リブランディングの一環として、「好奇心を人生に」をコクヨらしく表現することを目指し、短編映画「The Curiosity Films」を制作。日本、中国、アメリカを舞台に、各国の世界で活躍する監督に制作を依頼し、それぞれの目線で「好奇心」を表現している。

 また、今回の制作では、岩井俊二監督が中国、デレク・ツァン監督がアメリカ、シュチ・タラティ監督が日本で撮影を実施。各監督が現地のキャストやスタッフと組み、国際色豊かなチームで作品を仕上げている。


 公開開始:2025年10月2日(木)

 特設ページ:https://www.kokuyo.com/shortfilm120/jp/

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