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大丸新春商談会 テーマは「大丸ランド2020~ようこそ、創造と提案のテーマパークへ~」

2020年01月31日

「大丸プレゼンツ2020」コーナーのWeb会議提案

Let‘s Try~鉛筆削りとロングセラー文具の世界コーナー

 北海道と青森県一円及び宮城県の一部を商圏に持つ広域複合商社、大丸株式会社(札幌市、藤井敬一社長)の新春商談会が、1月16日午後1時30分~5時30分、17日午前9時~午後5時、札幌市中央区のロイトン札幌で開催された。

 準備委員会の谷口優二・ステーショナリー営業部課長はテーマについて、「東京オリンピックが開催されるビックイヤーがいよいよスタートします。国内のみならず、マラソンと競歩が札幌で開催されることになり、北海道経済も大いに活性化されることが期待されます。そのような環境をビジネスチャンスと捉え、弊社としてもより一層パフォーマンスを高め、お客様にとって価値のある創造と提案に溢れた商談会の場にしたく、商談会のテーマと致しました」と説明した。

 続いて藤井敬一社長から、

「今年も盛大に新春商談会を開催できますこと、皆様のお陰でございます。誠にありがとうございます。また、日頃から大変お世話になっており、改めて御礼申し上げます。昨年の新春商談会1日目は、交通状況が悪く、お客様の動員にも影響がありましたが、今回は現在のところ快晴で安心しているところです」。

 「昨年は、元号改定と共に天皇陛下も交代され、10月には消費税の増税がありました。消費税増税の反動が心配されておりましたが、やはり時間を経て増税後の影響が出ているように感じております。そんな中で先程、弊社谷口からも話があった通り、今年はオリンピックイヤーでマラソン競技の決定のように、突然降って沸いた需要による経済効果が期待されています。どの程度、経済効果に繋がるかというのは分かりませんが、将来に対して明るい期待があるのは、良い兆候なのではないかと思っております。せっかくの機会なので、活かしたいと思っております」。

 「OA業界のWindows7の買い替え特需などがあった一方で、その横の繋がりである文具業界は、残念ながら物流コストの面など含め、厳しい状況下に置かれています。需要が下がっていき、売上に反映されなくなっていくとその業界は寡占化に向かうと言われております。その流れに負けず、お客様へ向け、きちんとサポートしていくことが私達の大事な役目だと思っております」。

 「今回の創造と提案でありますが、お客様の店舗がエンドユーザー様に楽しんでもらえるようなご提案ができるよう、私達がサポートするということを頑張っていきたいと思っております。未来に向かって創造と提案ができるような明るい場にしていきたいと思っておりますので、何卒、皆様のお知恵と体力を2日間よろしくお願い致します」と挨拶。

 出展メーカーを代表して、ライオン事務器清野宏副社長が「2020年オリンピックイヤーがいよいよスタート致しました。滝川クリステルさんの『おもてなし』が印象的なオリンピック東京開催決定は、2013年の出来事でした。その時は、オリンピックはまだまだ先だなと思っておりましたが、今年7月に開催されるということで、本当に月日が経つのは早いなと実感しております。オリンピックはスポーツの祭典ではありますが、同時に物事が始まる、あるいは新しい時代を築くといった意味合いもあると思います。前回のオリンピックは約50年前ですが、その時代には様々なインフラがオリンピックを機に造られ、日本の成長を支えてきました。この2020年は、いよいよ待ちに待ったオリンピックが始まりますが、この機会を皆さんと楽しみながら、新しい世界・新しい世の中を作っていけたらと思っております。そして、新春商談会がスタートします。テーマパークへとテーマにある通り、ある意味ではそれぞれのメーカーブースもアトラクションです。来場いただけるお客様に楽しんでいただき、日頃私達が販売している商品を見て触れて体感していただきたいと思います。近年働き方改革と叫ばれていますが、「じゃあ、働き方改革は何をやったら良いのだろうか。」と疑問を感じているお客様は多いと思います。その課題を私達のブースが提案・解決し、お客様が「この展示会に来てよかったな。」と思っていただけるような応対をさせていただきたいと思っております。実際にモノを見て売るという機会は、少なくなった時代ではありますが、やはり私達メーカーとしては、本当に良いものは、手に触れて体感していただくことで、改めてその良さに気づくものだろうと思っております。そして、「ONE TEAM」となっていくことが、日頃培っているお客様とのパイプ、信頼の関係を強め、この商談会の意義になるだろうと思っております。この二日間私達メーカー各社が御社の社員になったつもりでお客様にご提案し、新しい創造を作っていきたいと思います。」と祝辞を贈り、株式会社北海教材社三橋宣由社長と大丸藤井社長の3氏によるテープカットで開会した。


■テーマに沿った内容を大丸商談会オリジナルの提案コーナーにて開催

 会場内には124社のメーカーが集まり、大丸(株)が独自の提案を行う四つの特設コーナーが設けられた。

 入り口付近には各メーカーの新製品を集めた「新製品コーナー」を展開。テーマごとに商材提案を行う「大丸プレゼンツ2020」コーナーでは、オフィス家具メーカーが提案するオフィスデザインゾーンに加え、Web会議、グループ通話サービスなど、労働者の負担軽減に寄与する「働き方改革コーナー」、防災用品の展示に加え、避難所の生活で役立つ段ボールベッドやパーテーションを実際に体験できる「防災用品コーナー」、大丸(株)の取扱商品の中でも、ノベルティやギフトに適した商品群を展示した「ノベルティコーナー」の3つのゾーンで構成された。

 「ノベルティコーナー」では、希望のメッセージの名入れができる商品群を選定し、作成例を紹介。贈りたい相手の名前を織り込んで送ることができる、「ネームインポエム」の紹介などお客様の個別のニーズにも応えられるような提案を行った。

 毎年のトレンドのファンシー雑貨や、女性向けの文具関連を集めて展開する「ラビタコーナー」では、鳥をモチーフにした鳥文具コーナーや女性向けのパステルカラー文具の特集などの展示が行われた。

 「Let‘s Try~鉛筆削りとロングセラー文具の世界コーナー」では、最新の鉛筆削り器と、ロングセラー文具コーナーを展示。鉛筆削りの展示では実際に鉛筆を削ってもらい、使い心地のランキングを集計した。
 
 テーマにもあるように、来場されたお客様が触って見て楽しめるというエンターテインメント性を重要視した展示が、各提案コーナーで実施された。



■1位はプラス「富士山消しゴム」 新製品コーナーでは28社、37品目を展示

 11メーカーが担当者を配置し、実演形式での商品説明を行った。文具のみならず、生活用品メーカー、家電メーカーの新製品の展示もあり、来場者に対し幅広いアピールを行った。昨今増加している海外からの旅行者に対応したインバウンド向け商材のコーナーも設けられ、多くの来場者が訪れた。

 アンケートでは人気商品のランキングを集計し、途中経過を随時発表。参加者795名、総得票2,271票が集まった。1位を獲得したのは、2019年12月発売のプラス「富士山消しゴム」となった。大変な人気があった限定品から、待望の定番化を果たした同商品に初めて触れる人も多く、たくさんの支持が集まった。

 2位から5位までは、開場から閉会までの間、大きく順位が変動したが、梱包用のエアクッションを作る実演を行い、多くの目を引いたキングジムのエアクッションメーカー「エアフィット」が最終的に2位となった。

 新製品コーナーのみで出展した、朝日電器の「LEDライト」、YKCJapanの「ロールの付箋」、鈴木ラテックスの指サック「くっつかNICE!」も多くの支持を集め、ランキング上位に入る結果となった。


■「Let‘s Try~鉛筆削りとロングセラー文具の世界」コーナーでは、最新の卓上鉛筆削りとロングセラー文具を展示


 お試しコーナーにて、最新機能を持った卓上鉛筆削りを設置。鉛筆削りを使う機会は、以前に比べ少なくなったとはいえ、最新の鉛筆削り器の機能や性能に驚く人は多かった。実際に使用して試してもらい、投票形式で順位を発表。合計307名、920票の集計が行われた。

 1位となったのは、デッサン用に細く長く芯を削る事ができ、一般の小売店のみならず、教育機関や美術関係者などからも支持が集まった、アスカのデッサンメイトだった。

 展示コーナーでは、発売当初から愛され続け「ロングセラー」となった文具と現在展開されているその派生商品を紹介。見慣れた定番商品に加え、人気モチーフが活用された新たな商品が一緒に展示され、馴染みが深い人もそうでない人も十分に楽しめる内容となった。


■「ラビタコーナー」では、商談会初となるワークショップを実施

 毎回ファンシー雑貨や、文具の流行を捉え、独自の商品提案を行ってきたラビタコーナーでは、大丸商談会初の小売店向けワークショップを開催した。実店舗でも無理なく開催できる、5種類の参加型の展示を実施。商談会出展メーカーの商品群を活用し、簡単にできるハンドメイド体験の提案を行った。

 商品提案では、シマエナガをはじめとした流行の鳥をモチーフにした文具に加え、女子向け文具の中でも特にパステル調の色合いにテーマを絞り商品を展示。ステーショナリーコスメの展示も加わり、見た目、内容共に華やかなコーナーとなった。


■来場、売り上げも昨年を上回る

 2日間の商談会は17日午後5時からの閉会式で幕を閉じた。

 中西孝幸取締役常務からは「前年対比で総受注金額は103.99%となり、来場社数は396社、来場人数は967名と昨年を大きく上回る結果となりました。弊社社長の藤井からも申し上げましたが、文具関連の商談については、かなり苦戦を強いられている状況です。ただ、スチール製品やPC関連の商品については、全体的には良い数字になっており、予算の方をそちらの方に引っ張られた状況ということもありそうです」。

 「今年は子年ですが、庚子(かのえね)の年と言い、60年に一度のスタートの年でもあります。新しいことにチャレンジをするということが大切であり、その後の流れに影響を及ぼすとも言われております。今期は弊社も100期となり、節目の年にもなります。これまでも皆様にご協力を頂いて参りましたが、私も含め、皆様と一緒に新しいことにチャレンジしていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。」と発表があった。

 その後、2日間の商談会への協力に感謝し、パイロットコーポレーション北海道営業所の木内雄所長の祝辞と手締めで終了した。


【大丸 新春商談会2020 新製品アンケートランキング(参加795名・総得票数2271票】(最終得票数)

1位 プラス 富士山消しゴム(379)

2位 キングジム 梱包用エアクッション製造機器 「エアフィット」(190)

3位 朝日電器 LEDライト(181)

4位 YKC Japan ロールの付箋(180)

5位 鈴木ラテックス 特殊加工指サック「くっつかないっす」(178)

6位 ドラパス カメレオンペン ブレンドライター(167)

7位 コクヨ グルースティックのり・マークタス・サクサポシェ(154)

8位 積水マテリアル ナノトタル・ナノトタル油クリーナー(122)

9位 シヤチハタ 95周年カラー ネーム9(76)

10位 ジョイフル ドライブレコーダー(73)

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