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2022年10月06日

カシオ 操作面を横方向に3°傾斜させた新発想の電卓 新構造キーで常に垂直に打てるよう工夫

打ちやすさのほか電卓として違和感がないか9°まで検証を行った結果、3°という角度を導き出した

「人間工学電卓 JE-12D/DE-12D」

 カシオ計算機は、10月6日東京・千代田区のb8ta Tokyo – Yurakuchoで電卓説明会を行い、操作面を3°の角度で傾斜させ、キーを階段状に配置することで右手使用時の打ちやすさを追究した電卓「人間工学電卓 JE-12D/DE-12D」を10月21日に発売する。

 電卓の使用状況やニーズに関する調査を行い、その結果から「右手3~5本指での使用」という条件に着目し、最適な筐体・キー設計による打ちやすさを追究した。

 開発にあたっては、手指の動きや姿勢、キーの押し込み方向、筋活動量といった人が電卓を操作する際の状態を国立研究開発法人 産業技術総合研究所とともに分析。その過程で明らかになった「電卓を操作する際には手が外側に傾く」という特性に着目し、操作面には横方向の傾斜を設けている。

 打ちやすさのほか電卓として違和感がないかも考慮し、9°まで検証を行った結果、3°という角度を導き出した。

 一方、「傾いた電卓を操作した際にもキーを押す方向は垂直のまま」という分析結果に基づき、キーには新構造の「人間工学階段キー」を採用し、常に垂直方向に打てるよう配置している。これにより右手指にフィットし、自然なポジションで使用できます。試作機を用いたテストでは、83%のユーザーが「従来品よりも打ちやすい」と回答したという。

 また、本体デザインは曲面を用いることで自然な丸みのある印象に仕上げているほか、底面には波紋状の溝をつけ、持ちやすさにも配慮した。

 JE-12D(ジャストタイプ)は2色(ホワイト、ブラック)。DE-12D(デスクタイプ)はホワイト色。いずれもオープン価格。

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