パイロットコーポレーション(伊藤秀社長)は、今年で43回目となる「ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査」を、ビジネスパーソンを対象に、11月17日から約3週間にわたり調査を実施し結果を公表した。
年賀状を「出す」人は昨年よりも減少し、回答者の約半数に留まる。「出す」理由は、「新年の挨拶」。「出さない理由」は、「LINE等メッセージアプリで代用」がそれぞれ1位だった。
次に、年賀状を出す枚数は平均「36枚」で過去5年の調査でもっとも少ない結果に。それでもいまだにもらってうれしい新年の挨拶は「年賀状」となった。
また、年賀状をもらってうれしい相手は「友人・知人」。もらってうれしい年賀状は「手書きのコメント」や「家族や子どもなどの写真」が入っているもの。年賀状で気になる箇所は「添えられたメッセージの内容」。
一方、年賀状を出す相手は「友人・知人」が多数。「出したくない人」は仕事関係が上位になった。
年賀状を出す人のほとんどが「手書き箇所あり」。出す相手に合わせて書ける「手書き」意向が高まる。年賀状の手書きは相手への気持ちを伝える方法。手書きが無いとDMみたいという声もあった。
年賀状で手書きに用いる筆記具は、ボールペン(73.6%)が圧倒的で、以下サインペン(26.9%)、筆ペン(18.7%)、万年筆(12.4%)、毛筆(4.7%)の順だった。
同社は今回の調査結果について「年賀状が必要」という声は減少傾向にあるが、「年賀状」は現在も支持を集めていると分析した。
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2022年12月20日